肉体改造に励もうといつ考えている。今バイトしている田舎の郊外のデパートもどきでアイディアグッズの催しをやっている。そこで、シェイプアップスライダーを発見した。最近、流行の腹筋運動器具であるが、なかなかの好評を博している器具の一つだ。テレビCMでよくやっている奴だ(女性モデルが四つんばいになってくねくねやってるのは、いろいろ想像しちゃって結構艶かしく思う。洗脳効果抜群だ。中学生並みのイメージとは怖いもんだ。)アブスレイドという9800円で販売しているものが一番有名で、シェイプアップスライダーは次に有名なものだろう。ニッセンでも3800円のもがある。シェイプアップスライダーは6800円は値段が安いが膝マットもついているのでお得だ。それに決めている。デパートで買うと社員さんに一言言えば、1割引にしてもらえるからな。
 「人は何故、見事な腹筋に憧れるのだろうか?そんなボディを自宅で簡単にシェイプアップするのがこの器具、シェイプアップスライダーだ。わずか数分のエクササイズで憧れのボディが手に入る(ただし個人差があります)」。このフレイズに何度鼓動が高まっただろうか。そしてこれを購入して得られるだろう俺の肉体。そうだ!イギーポップを目指そう。なぜかって?一度、彼の50代のじじいの肉体を見てくれ。あの筋肉馬鹿は芸術です。とてもヤク中だったとは思えない。彼を一度フジロックフェスティバルで見た。彼は上半身裸で狂おしいほど、腰をひねり、そして客席ダイブや飛んだり跳ねたりの大活躍。アンプの上に乗り、スーパージャンプ。「骨折るぞー」の客の悲鳴ももろともせず、彼は少しよろめきながらもしっかりと全曲やりとうした。ラス・フォー・ライフ復活した男は、ミュージッククリップのダンスよりもさらに激しいダンスを行った。50代でパンクスやってられるのは単なる進歩のない御馬鹿か、天才だ。「俺はなぜ腹筋に憧れるのだろうか?」。そうだイギーポップになりたいからだ。あの筋ばった筋肉になれる日は近い。明日シェイプアップスライダーを買おう。

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